しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

足の接地点を少し変えるだけでスピードが大きく変化する

昨日はランニング50分。
思うところがあって、足の接地点を色々と変えて走ってみました。
というのも、ランニングをもう少し進化させるのにフォームを変えようかなと思ったのです。
足のの接地点をほんの少し変えるだけで、スピードが大きく変化するのは経験的に知っていたので、今回はそこに変化をつけてみようという魂胆です。

同じ接地点でペースを変えるにはピッチを上げたり、ストライドを伸ばしてペースを変える必要がありますが、それに比べて接地点を変える方がスムーズにペースを変えられます。ピッチやストライドを変える必要がないからだと思っています。

ただ、デメリットも当然あります。
身体が持たないんです。筋肉がそのフォームを維持し続けられない。

自分でたとえると、自分は普段、足関節がある辺りを地面と平行に着地するイメージで走っています。今はこの接地点が自分にはフルマラソンなど長い距離を走る際、スピードとエコノミーさのバランスがいいと感じているからです。

この状態から接地点を前にずらしていくと、スピードは上がっていきます。接地点が前にいくにつれて段々と短距離の様な走り方になるからだと思います。しかしその代わりに、持久性は犠牲になります。100メートルの走り方ではマラソンを走り続けられないという事です。

今のフォームに不満はないけど、もう少しスピードを出したいのが今回のテーマ。
そこで、接地点を数センチ前にずらしてフォームを変えることを決めました。

さっそく昨日のランニングで、実践。普段からちょこちょこやっているおかげで数センチの接地点の変更は苦労しませんでしたが、やはり筋肉は慣れない着地に普段と違うところが疲労しました。

肝心のペースはというと、ざっくり1キロ当たり10〜15秒くらい速くなるようです。これは満足!

これなら今後、サブ3.5も狙えそうです。当分レースもないので、今日の接地点でトレーニングを進めていくことにしました。最初のうちは身体に負荷がかかると思いますが、慣れます。
慣れる事で、新たなフォームでフルマラソンを走れるようになるでしょう。故障だけはしないように気をつけながらやっていかなきゃ。

ちなみに、足の接地点を変更すると体全体のフォームも変わってきますので全身で新しいフォームを作っていく必要があります。そこは体がうまく順応してくれると思っています。

そんな過程が結構楽しかったりします。
楽しみが増えた感じがして、ランニングがまた楽しくなりそうです。