九十九里トライアスロン2022 振り返り【バイク編】
乗車ラインを超えてサドルに跨りバイクスタート。
さぁ行くぞ!と気合を入れた瞬間にトラブルに見舞われる。
今回、サドル裏にボトルケージを設置してそこに水を入れたボトルを入れていたけど、そのボトルが段差を乗り越えた時に落下してしまった。バイクを降りて拾いに行き、再度セットしてまたスタートしたけど、また段差でボトルが落ちてしまった。
なんでやねーん!!
いきなりのトラブルで出鼻を挫かれた気分だったよ。
まぁ慌てても仕方ないから冷静に考えてみたら水が入ったボトルの重さをボトルケージが支えきれない様子だったので、シートポストのボトルケージに入れてたツールボックスと交換した。その後は落ちなかったので良かったけど、こんなトラブルもあるんだな。
問題のボトルケージ。レースではELITEのFLYボトルを挿してた。
有料道路に乗る前にトラブル解決できて良かったよ。
波乱の幕開けだったけど有料道路に乗り、いよいよ本格的なバイクパートが始まった。
バイクの作戦はこう↓
- 目標タイムは3時間。ペースにして30km/h。
- 給水は15分に一回、ccdドリンクをひと口飲む。
- 補給は1時間に一回、Mag-onを摂取。ジェル摂取時の水分補給は水。
- 向かい風、上り区間はペースが落ちないように頑張る。
- 追い風、下り区間は調子に乗って飛ばさない。下りは脚止めてOKくらいの気持ち。
バイクパート中のコースコンディションは、
- 北上、西進の時は追い風、南下、東進は向かい風。東進は向かい風が強くて、南下は横風が強い。
- 雨はたまに小雨が降った気がするけど、気にするほどじゃなかった。
- 天気は全体に下り坂。2週目は黒い雲が広がって風も強くなる一方だった。
有料道路を走るバイクは快適そのもの!
まるで自分がプロにでもなったようなとても贅沢な時間を過ごさせてもらった。
これで晴天だったら、海の眺めも良かったんだろうな。今回の海は荒々しかったな。
最後のランを意識して作戦通り30km/h位で、淡々と進んでいく。補給も忘れないし、胃腸トラブルもなし。上り、向かい風区間では頭を低くしたりなどして、ペースを落とさないようにがんばる。
かなり予定通り事を運べて、ほぼプラン通りにバイクを走り切る事が出来た。
このくらいのペースだと余裕もまだあるので、たまに鼻歌を歌ったりして気を紛らわせたりもしたな。
参加者が多く、コース上のバイクも多かったので多少は仕方ないのかもしれないけど、結構ドラフティングしてる人が多かったのは少し残念だった。
東金有料道路を東進してる時、ずっとドラフティングしっぱなしみたいな人もいた。向かい風は辛いけど、ソレしたらトライアスロンじゃなくなっちゃうよなぁ…
ただ、そんな人ばっかりじゃなくて、フェアにドラフティングに気を付けてる選手もいて、
一周目の途中からパックになって走った外国人の女性にはスマートさすら感じた。
前との距離があるうちからコースをずらしてスッと抜いていき、抜いてからも距離を取って後ろを確認してからコースを戻す。
あー、いいなー!こんな風に自分も振る舞いたいな!って思った。
同じパックの中で何度か抜いたり、抜かれたりしているうちに、軽いアイコンタクトが発生したのはちょっと楽しいなと思った。向こうからもアクションしてくれたのは嬉しかったなー。ヘルメットが同じだっから余計に親近感湧いてたわ、勝手に。
有料道路を降りてトランジションに向かって行く途中、追い抜き禁止区間でギアを軽くして脚を回してランに向けて準備をしていき、降車ラインでバイクパート終了。
タイムは予定通り3時間。
バイクパートを振り返ってみると、最初のボトルトラブル以外はトラブルも無くプラン通りに進める事が出来たな。
初ミドルでこれは上出来なんじゃないかな。
バイクをラックにかけて、ヘルメットを外して、シューズを履き替えて、いよいよ最後のランパート。
ハーフマラソンを走り切れば、ミドル完走だ。目標の6時間もまだまだ行けるぞ!と更に気合いを入れてランに向かっていった。
次回に続く。