MACH4、200km走ってみてのインプレ
現在のシューズHOKA ONE ONEのMACH4。200km位走ったのでインプレを残しておこうと思う。
良い所
フィット感抜群
足を入れると包み込まれるようなフィット感がある。足底側からゴムで繋がれたタン、メッシュ素材のアッパー、短い間隔で組まれた靴紐あたりがこのフィット感を実現してくれてるのだろう。
コシのあるクッション
MACH4のクッション性は前に履いていたRINCONに比べてコシがある。荷重の掛かりはじめはフワッと柔らかいが、すぐにコシの強いクッションを感じる。このコシがとても良くて、柔らかいクッションのままだと着地が不安定に感じそうだけど、コシのあるクッションのおかげで着地が安定する。
足の運びがナチュラル
RINCONは幅の広いアウトソールのため着地時の荷重移動の方向が決まっていたが、MACH4はアウトソールの幅がそれほど広くなく、かつソールに柔らかさがあるので着地時の荷重移動が自然に行える。
自然な反発力
MACH4の蹴り出し時は反発力は爆発力を感じるような事はない。しかし、蹴り出しの時にしっかりと反発してくれている。反発しているのに大袈裟に反発を感じないのは、自然な反発力を発生させてくれているからだろう。
どんなペースもOK
MACH4はどんなペースにも対応してくれる寛容さがある。どんなペースでもそれぞれ自然な着地、自然な蹴り出しをしてくれる。MACH4はいつでもMACH4だ。ただ、MACH4は速いペースの時本量を発揮しそうだ。ペースが速くなると、着地時にシューズに加わるエネルギーが増えるが、それをしっかり受け止めて反発に繋げてくれる。
隠れたグットポイント、靴紐
MACH4というよりかは、HOKA ONE ONE全般に言える事だと思うが、靴紐が良い。紐の幅、コシが絶妙。他のメーカーのシューズにも流用したくなる。
少し残念な所
ソールの消耗が早い
速攻で削れる。良く着地、蹴り出しするところは走行距離100km位の頃にはソールのグリップパターンが消滅していた。元々のグリップパターンの溝は浅いから余計に消耗が早い。
ただ、ソールの摩耗とシューズの性能にあまり関係ないかも知れない。MACH4はソールのグリップよりもソールの反発力で進むので、グリップパターンが摩耗しても性能が落ちるような事は無さそうだ。
こんな感じでMACH4はとても良いシューズだ。
今冬の目標はこのMACH4を履き潰す事だが、次回もう一度買い直すかも知れない。それほど気に入ってる。
気になっているのは、今のクッション性能の耐久性だ。クッションは必ずヘタリが起こる。ヘタリがあまりに早く訪れるなら、コスパの悪さを感じてしまうかも知れない。今後の変化を追っていこうと思う。