しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

自転車通勤はトレーニングになるのか

自転車通勤をトレーニングに充てて一石二鳥と考える方もいるんじゃないでしょうか。
そもそも、自転車通勤はトレーニングになるのでしょうか。自分は自転車通勤でのトレーニングを辞めた人間です。辞めた理由などから、その辺を今回は考えていきたいと思います。

通勤に運動を充てたい気持ち

自分もかつて自転車通勤をしていました。運動から遠ざかっていた時期に、運動不足の解消のためにと思って自転車通勤を始めました。その後、東日本大震災によりガソリンが手に入りづらい状況となり、そのまま自転車通勤を継続。その時に本格的な自転車が欲しくなりロードバイクに手を出しました。

自転車通勤をすることにより、通勤時間に運動を充てられるということが最大のメリットでした。職場までの道のりは当時10km程。当時運動習慣がない自分にとっては立派な運動時間でした。

エクササイズからトレーニングへ

運動不足解消のための自転車通勤でしたが、ロードバイクを購入し乗っていくと運動不足も解消されていきました。さらに自転車の魅力に取り憑かれ、段々と自転車のスピードが上がり運動強度が増していき、気がつけばエクサイズからトレーニングになっていました。

運動しながら通勤する事が目的ではなく、休みに日に自転車に乗る時のためのトレーニングになっていったんです。

実際トレーニングになったのか

自分の場合で言うと、ならなくはない
曖昧な表現の理由は以下に。
レーニングとするからには強度を上げる必要がある。自転車で言うと速度を上げる事が簡単方法。それは簡単にできます。精一杯の力で漕げばいいんです。だからトレーニングになる。
だけども時間が短い。自分の場合は10km程だったので、トレーニングとしてはこれからと言う時に職場に着くことに。
つまり、トレーニングに充てられるけど、ちょっと物足りないということです。他にも思った事があるので、以下に記載します。

自転通勤でトレーニングするメリット・デメリット

その他、自転車通勤をトレーニングに充てた時のメリットデメリットを挙げてみます。一般的に考えられることも記載します。

メリット

時間の有効活用

通勤と運動をセットにする訳ですから、時間をうまく使える事になります。余った時間を他に充てることも出来るはず。

経済的

車、電車に比べて圧倒的に経済的です。初期投資は必要ですが、数ヶ月の交通費ですぐに回収できます。

交通事情に左右されない

道の渋滞、電車の遅延といった不確定要素での遅刻のリスクはほぼありません。

デメリット

時間が無駄になる場合がある

通勤距離が長ければ長いほど車や電車の方が通勤時間が短くなります。その時間差を利用して運動した方がマシなんて事にもなりかねません。

危険が増える

レーニングをすると考えると、自転車に集中しなくてはなりません。車、歩行者が多い朝の通勤時間帯に自転車に没頭するのは危険です。自分が原因の事故を起こしかねません。TTポジションで通勤なんて論外。

荷物が邪魔

仕事に行くので使う物も持ち運ばなくてはいけません。リュックに背負うなどする必要があり、トレーニングの邪魔。

トラブルで遅刻の可能性がある

パンクしたらもう遅刻の可能性大です。パンク修理1回分を見越して早めに出る必要があります。また、不可抗力で事故に巻き込まれる危険性もあります。

自分が自転車通勤でトレーニングするのを辞めた理由

以上のメリット・デメリットを比べて、自分にはトレーニングとしてのメリットがほぼない事がわかりました。メリットは基本的に自転車通勤全般に言える事のみでトレーニングのメリットが見つかりませんでした。

レーニングはトレーニングとして環境を整えて行った方が質が上がると思ったので、自転車通勤でトレーニングする事は辞めました。

自転車通勤でトレーニングは出来るのか?

自転車通勤でトレーニングは出来るのかと考えると、自分の答えはできない。です。
レーニングのメリットがなさ過ぎます。そしてデメリットが多い。一番の問題は危険な事。トレーニングに没頭して自分も他人も危険に巻き込む可能性があります。
通勤はあくまでも家と職場の移動。そこで怪我をするなんて本末転倒。

なので、自転車通勤でトレーニングするのは出来ないというよりもするべきでない。と思います。

レーニングではなくて…

レーニングとして没頭するのは危険だけども、エクササイズならばできると思います。安全に気を付けて余裕を持てばリスクを下げることは可能です。運動強度を下げればデメリットも減り、メリットも活きてくるでしょう。

最近、自分は気分転換も兼ねてたまにのんびり自転車通勤したいなぁと考えています。

考え方は人それぞれだと思いますが、自分はこう考えました。自転車通勤をトレーニングに当てようと考えている方の参考になれば幸いです。