しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

ローラー台で動画視聴は良くないのか?

今日は雪の予報で、一時的に雪が降ったけど積雪はせずに済んだ。滅多に雪の降らない地域の方は降った時のダメージがデカい。雪かきや交通機関の麻痺で大変な目に会うので、一安心だ。ただ、雪が降らなかったとはいえ、寒すぎ。

晴れ間の隙にあわよくばランニングかバイクを…なんて考えてたけど、この寒さを前にして速攻で断念。てことで、ローラー台することに。

ローラー台は長時間やるとつい飽きがちで、音楽聴いたり動画を見たりしながらすることが多いんだけど、実は動画はローラー台にはあまり向いていないんじゃないかと最近思う。全く向いていないのではなくて、特定の目的ではと注釈がつくけど。

特定の目的ってのを先に書いておくと、それはエクササイズとしてローラー台に乗る場合だ。エクササイズ目的であれば、内容の濃さよりも、どれだけの時間をやったかが大切になると思う。それならば問題ない。むしろ動画を見て楽しみながらやった方が良い。

では何が問題なのかというと、動画視聴は集中力が要るということだ。動画は、視覚・聴覚を必要とする。五感のうち2つを使うことになる。さらに言えば視覚は多くの神経を費やす疑惑がある。エンデュランス系のスポーツで集中仕切っている時はあまり視覚を使っていない感覚になるのだが、これは視覚に費やす力を他に回しているからではないかと思っている。視覚に費やす神経を他に回すことで集中力を高めることができると言うことはつまり普段では「視覚は非常に神経を費やす。」ということなんじゃないかと推測している。

と言うことで、視覚を使う必要のある動画はローラー台の上では、邪魔になっている可能性が高い。先ほど挙げたエクササイズ目的では動画に集中しても、やったという事が大切なので問題ないと言うわけだ。しかし、トレーニングとしてローラー台に乗るのであれば話は別だ。問題大ありになる。

レーニングをしている以上、少なからず質を追求することになる。それであるなら無駄なく効率的にやりたいとなる。それであれば動画の視聴は視覚を非常に使うことから質の低下を招く恐れがあると言うことだ。それなら、視覚を使わない音楽やラジオが良いのではないかと考える。音のみであれば、使うのは聴覚だけで済む。それだけでもトレーニングに集中しやすくなるのではないかと思う。まあ、一番いいのは何も聞いたりしないことだが、ローラー台は飽きるというのが前提なのでそこはご愛嬌。

最終的には人それぞれかと元も子もない事を言うが、自分の場合は実際の感触として動画よりも音のみの方が集中できることが多いように思っている。そしてトレーニングを振り返ると視覚情報は大して覚えていない。

ただ、動画にも集中できる動画がもある。ここがちょっと厄介。具体例を挙げるとローラー台のトレーニング動画はかなり集中できる。ロードレースの映像でも集中できることがある。これらは、自分が行っている運動と同じであると言うことがキーなんじゃないかな。集中できる要因は擬似体験をしているからだと考えている。自分が集中できると感じる動画はみな、擬似体験をしている。ローラー台の上でありながら、実際の路上に繰り出してトレーニングしている気分になっている。擬似体験感覚が集中力を生み出してくれているのだろう。ズイフトなんてまさしく擬似体験の権化だ。

以上のことから自分なりの結論としては、
『ローラー台トレーニングでの飽き対策としては音のみが一番良い。動画を見るなら、擬似体験ができる、バイク系の動画が良いんじゃないか。』
といったところじゃないかな。

他の皆さんはどうなんだろ。