しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

アスリートの口腔ケアの重要性について割と真剣に考えてみた。

事故後、だらだらした生活を送っております。事故前から通っていた歯医者がようやくひと段落したんだけど、アスリートの歯の健康について気になったのでネットや文献を調べてみました。このブログはトライアスロンブログなので、基本トライアスロン目線ですがトライアスリートだけでなく、その他のスポーツを楽しんでる人にも当てはまると思います。

アスリートの歯の健康状態

トライアスリートは健康に気を付けている人が多いと思います。もちろんその他のスポーツをやっている人も。それは、健康状態でいて初めてスポーツを楽しめるから。そしてその健康状態というのは内科的、外科的な話を想像するでしょう。歯科的な健康状態まで想像する人はほとんどいないと思います。

しかし、歯科的な目線で見ると実は虫歯などの口腔内病変の保有率はスポーツをしない人と変わらない、もしくはそれよりも多いらしいです。つまり、アスリートの口の中は健康じゃない人が多いという事になります。

口腔内の環境が悪い事が原因で口腔内病変は発症します。日常生活でも様々な原因はありますが、ここでは割愛してトライアスロンが引き起こす原因を考えてみます。

  1. ランニング・バイクでの口呼吸による口腔内の乾燥。
  2. 補給食・ドリンクによる糖質の摂取。
  3. 疲労による免疫の低下

などが挙げられるようです。

日常生活でも口腔内病変のリスクはあるのに、トライアスロンなどのスポーツをやる事でさらにリスクが高まる訳です。トライアスリートなどスポーツをする人は口腔内病変のリスクが高い事が分かります。

口腔内病変によるデメリット

口腔内病変になってしまう事によるトライアスロンなどのスポーツ活動への影響をいくつか考えみました。

  1. 痛くてトレーニング出来ない。
  2. 治療に時間がかかりトレーニング時間が減る。
  3. 集中力が低下する。

なんて事がすぐに思い付きました。あまりの痛みでトレーニングどころではなくなる。治療を始めたのはいいけど、歯の治療は非常に時間がかかります。そのため治療に時間を取られトレーニング時間が減ってしまいます。またスケジュールも歯医者の予約が優先されがちでトレーニング計画も狂う事が予想されます。そして口腔内病変を抱えていると口の中がかなり気になります。そのせいで集中力が低下してしまう事も考えられるでしょう。集中力の低下は運動の下の低下を招きますし、トライアスリート的に集中力低下によるバイクでの交通事故などが考えられる様、色々な影響が出ます。これらの例のように口腔内病変にはいい事一つもありません。

また口腔環境は健康寿命に影響する事が知られています。健康状態の悪化はアスリートとしてだけでなく、人として避けたいところです。

これらのリスクを下げるためには口腔ケアを日頃から行う必要があります。

自分で出来る口腔ケア

虫歯などの口腔内病変は良い事が一つもない事がわかりました。それを防ぐためには自分で口腔内環境を整える必要がある事もわかりました。では、具体的にどうすればいいのか。それは簡単、歯磨きです。

歯磨きこそ、最高にして最適な口腔ケアです。ただ、この歯磨き奥が深い事がわかりました。ただ歯ブラシを、口に突っ込んでシャカシャカすればいいってものではないんです。

歯磨きの方法

なんとも初歩的な見出しだけども、さっきも言ったように歯磨きは奥が深い。正しい方法で磨いて初めてしっかりとした口腔ケアができた事になります。そこで、歯医者で習った歯磨きの方法を紹介します。

歯ブラシは真っ直ぐ当てる

歯ブラシは歯に真っ直ぐ当てましょう。歯ブラシは先端で歯の汚れを落とす。ブラシの横ではダメなんだそうです。なので歯に真っ直ぐブラシを当てます。

歯の根本も先端も磨く

真っ直ぐに当てた歯ブラシを動かして汚れを落とします。その時、歯の先端だけでなく、歯の根本も磨かないと意味がないそうです。歯は根本から先端まで、全体を磨きましょう。

動かし方は横でも縦でもいいよ

歯ブラシの動かし方について、横派・縦派あるそうですが、結局のところ歯ブラシが真っ直ぐ当たっている事が大切なので、どちらでもいいそうです。歯ブラシを横に当てていたら横磨き、縦に当てたいたら縦磨き。

フロス・タフトブラシを活用しよう

歯ブラシだけではどうしても届かない所があるそうです。それは歯と歯の間、奥歯の奥などが挙げられるそうです。自分は親知らずが一本横向きに生えているんですが、それも歯ブラシだけでは不十分だそうです。そんな時は、フロスやタフトブラシを使うといいそうです。フロスとは歯間に通して使う糸状のやつですね。

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タフトブラシは聞き慣れないですけど、先端が一つにまとまったコンパクトなブラシの事です。コンパクトなので歯ブラシでは届かないような所も磨ける特徴があるようです。

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以上が今回、歯医者で教わった歯磨きの方法です。子供の頃に聞いた事あるような気もしたけどすっかり忘れていて、ただ何となくブラシをシャカシャカして歯を磨いた気になっていました。今日からは正しい方法で磨いていこうと思います。

口腔環境を整えてトライアスロンを楽しもう

口腔環境がアスリートにとって大切な事がわかって頂けたと思います。内科的・外科的だけではなく歯科的な健康にも気を付けていく事でアスリートは活動をより充実させる事が出来ます。つまり、正しい方法で口腔ケアをする事は、ストレッチをしたり、充実した睡眠を取る事と同じアスリートのコンディショニングの一つと言えるでしょう。

さぁ!正しく歯磨きをして永くスポーツを楽しみましょう!