しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

GORIXのポンプヘッドを試す

GORIXとはごっつプライスという自転車"パーツ"通販サイトのオリジナルブランド。そんなGORIXから、ポンプヘッド界では有名なヒラメのポンプヘッドと同じ横カム式のポンプヘッドが販売されています。それを今回購入したので、取り付けてみました。

今使っているポンプヘッド

同じ物を使ってる人多いんじゃないかな?

自分が使っているフロアポンプはサーファス FP-200。それに付属していたポンプヘッドをそのまま使用しています。問題なく空気を入れられますが、唯一の不満が空気を入れ終わった後、レバーを戻すとバチンッと勢いよく戻るんです。その時指を挟んで痛い思いをすることが結構ありました。

ビクビクしながらレバーを戻す生活とはオサラバすべく、GORIXのポンプヘッドに交換していきましょう。

まずはポンプヘッドを見てみよう

シンプルな袋

簡単なチャック付きの袋に入って送られてきました。シンプル。

中身もシンプル

中にはポンプヘッドとホースバンドのみが入っていて、説明書は入っていませんでした。説明は商品ページに説明画像があったので、それを参照してくださいってことでしょう。確かに、ネット通販ならそれで十分だよね。

ポンプヘッドの素材は金属で、今までの樹脂製のポンプヘッドに比べるとズッシリしています。それでも十分コンパクトボディ。カムを閉めることでバルブと密着する構造のようで、カムが開いた状態だとパーツが少しカチャカチャします。しかし、バラバラになっちゃうことはありません。

交換開始

今までのポンプヘッドを取り外す

まずはサーファスFP-200のポンプヘッドを取り外します。

このレバーがクセモノだった

このレバーともお別れです。
根元のスリットが入っているパーツを持ってポンプヘッドを回せば簡単に外れます。

クルッと回すだけ

しかし、ホース側に残ったコネクタは硬く密着していたので、潔く諦めてホースをハサミで切ります。

切っちゃえ!

ゴムホースなので普通のハサミで簡単に切れますが、まっすぐ切るように気を付けましょう。

チョキン!

GORIXのポンプヘッドを取り付ける

新しいポンプヘッドをホースに挿すだけですが、先にホースバンドを入れておくのを忘れないにしましょう。

バンドを忘れないでね!

GORIXのポンプヘッドのコネクタ部分は太さは三段階に分かれているので、差し込めるところまで差し込みます。ちなみに自分は一番細いところまでしか刺さりませんでした。

ホースバンドをコネクタの先端の膨らみよりもポンプヘッド側で締めます。行けるところまで、ドライバーでグイグイ閉めます。

ギュッと締めよう

ポンプヘッドをフレンチバルブ仕様にする

GORIXのポンプヘッドは仏式・米式の両方に対応しています。購入時点では米式仕様だったので仏式仕様に変換しました。自分は後からやりましたが、この作業は最初にやったほうが楽です。

まず、ポンプヘッドの口金を外します。中に、ゴムとプラスチックのパーツがくっついた状態で入っているのでそれを取り出して、分離させます。

両端が太い状態だと米式。

米式の場合

両端が細い状態だと仏式です。

仏式の場合

ゴムのパーツも両端で穴の径が違うので注意しましょう。
パーツをボディに収納して、口金を締めます。口金はカムを閉じるときに抵抗を感じつつも閉められる程度になるように締めます。

以上で、交換作業は完了!さっそく使用してみましょう。

使ってみた

カムを開いた状態で、バルブにポンプヘッドを差し込みます。この時、グイッと奥まで差し込みましょう。余計な力は必要とせず、作業しやすいです。抵抗を感じつつ差し込む感覚が気持ち良かったです。

その状態で、カムを閉じれば準備OK。後は空気を入れるだけ。

奥までしっかり入れる

空気が入れ終わったら、カムを開いてポンプヘッドを抜きましょう。
今までは抜くときに、ブシュッっと大きな音がしていましたが、GORIXのものはシューッと小さな音です。さりげなく高ポイント!

カムを閉じるだけで固定できるので楽でした。

GORIXのポンプヘッドは買いか?

ここまで紹介してきたGORIXのポンプヘッド、買いかどうかを考えます。

結論から言えば、買い。今の空気入れのポンプヘッドに少しでも不満があるなら変えてみる価値はあると思います。カムの開閉でバルブの固定ができる構造は操作が楽で余計な力が要りません。それでいてバルブの固定力に不足はありません。これは、いつもの空気入れの作業が楽になることを示します。
金属製のポンプヘッドはそれだけでも存在感あるので、所有欲もなかなか満たしてくれます。
横カムのポンプヘッドといえばヒラメが有名です。ヒラメのポンプヘッドを使用したことがないので比べられませんが、GORIXのポンプヘッドも十分に使えます。価格もお安いところもポイント高し!

唯一、発生した問題は、ポンプヘッドを置いておく場所が無くなったくらいでしょうか。今まではポンプヘッドを設置しておくツマミを使用できましたが、交換後はサイズが合わず使えません。なのでグリップの上にホースごとダランとぶら下げて保管しています。まぁ、大した問題ではないので気になりません。

今のポンプヘッドに不満がある方は、GORIXのポンプヘッドを考えてみてもいいかもしれません。