しゅみトラ

トライアスロンとビールを楽しむ3児の父のブログ

木更津トライアスロン 振り返り(ラン編)

快走バイクパートを終えてトランジションへ向かう。滑走路からアプローチを通り、トランジションに向かう道のりは、航空機の様な導線で少しテンションが上がった。

第二トランジションはタイムに含まれるので、いつもの忙しいトランジションだった。アドレナリンドバドバの自分は【ガンガンいこうぜ】状態なので履く予定だった靴下を放り投げて裸足でシューズを履いていた。

ランパートはフラスクに入れたジェルは持ち込み可能だったと思うけど、まだ余力を感じていたので10kmは行けると判断し、トランジションで一本分補給して置いて行く事にした。「さぁ、いよいよラスト10kmでレースが終わる!」と余計に頭に血が上るような気合いの入れ方をしてトランジションを飛び出した。

ランは滑走路とアプローチを使った一周2kmちょっとのコースを4周回。対面通行がほとんどなので仲間とエントリーしてる人はお互い声をかけ合ったりしていた。ボッチ参加からすると羨ましい行為だ。

ランの作戦は【みんながんばれ】。バランス良く熱く冷静にレースするイメージ。一体何がみんななのかはわからない。ドラクエの作戦に当てはめるとコレしかないから…

いつもランの最初はバイクで回した脚の動きそのままで入り、オーバーペースになりやすいので一度冷静になり想定していた4'40〜4'50/kmに合わせるため敢えてピッチを落とす。そしたらMACH4のクッション・反発をとても良く感じ、この感触を続けていくことを急遽ランのテーマにした。

スタート前から感じていたが今回のレース、ボランティアの方々が素晴らしく、とても丁寧に対応してくださっていた。ランのエイドでもそうで、水・スポドリを用意しつつ熱い応援までしてくれていた。ボッチ参加にはこれがすごく嬉しく、元気を貰えた。

ただ、今はレース中。【みんながんばれ】で冷静な自分を見失わない。かけ水は気持ちよさそうだったけど、靴擦れ起こしたり良いことないのでしない。代わりにカップの水をかける事にした。

エイドには一周で2回寄れるが、まだ熱中症になる気配はなかったので、一周に一回にしておいた。

ランコースも相変わらず、追い風と向かい風のみ。向かい風区間では人の背後について風を避けつつ、追い風ではマイペースで進む作戦を取った。

2周回目のエイドで電解質補給のためスポドリをもらい、後は全部水で押し切った。かけ水は相変わらずパスして、カップの水をかけるだけ。

さすがに疲れてフォームが小さくなっりするので、思い出したタイミングでMACH4のクッションを感じ、顔は口角を上げ笑顔を意識した。

ラスト2周の頃には久しぶりのトライアスロンを本当に楽しめていたので、終わるのが少し淋しくなった。

4周回を終えて、最後はフィニッシュエリアを目指す。

木更津トライアスロンが終わりを迎える。もの凄い充実感の中、フィニッシュエリアに入り、ゴールゲートをくぐる。

達成感からくる、あの感じは何回味わっても良いものだ。なんだろう、脳汁ドバドバ?疲れてるのに疲れが吹っ飛ぶ。

ゴール後アンクルバンドをセルフで外して、参加賞の景品を受け取る。フィニッシャータオルは何度ももらってるが、メダルは初めてだ。メダルってやっぱり嬉しいね。メダルを見ながらレースを思い出し、ニヤニヤしてしまった。

 

…ついに3年ぶりのトライアスロンを完走した!

前回から本当に長くて、辞めちゃいそうになった事もあったけど、続けてて良かった!

やっぱり自分にとってトライアスロンはずっと楽しみたい趣味だ。

 

レース振り返りはひとまず終わり。

でも、あとレース後の話と今後の事も考えたからそれも書いておこうと思う。