木更津トライアスロン 振り返り(レース後)
3年ぶりのトライアスロン完走を果たし、達成感に満ちてパネルの前で記念撮影したりしてフィニッシュエリアを散策していたが今回のレースは感染予防のため、フィニッシュ後は各々がトランジションで荷物をピックアップして帰るスタイルの為、自分もそそくさとトランジションに向かった。
遅いスタートのウェーブの選手たちはまだレース中で、バイクコース・ランコース共に競技中だった。そんな中荷物をピックアップしていくのは初体験。トランジションの場所はウェーブ順に並んでいるので近くの人は皆フィニッシュ後でピックアップに来た選手たち。少し会話をしながら荷造りをしていく。
荷造りを終え、レースの余韻に浸りながらまたフィニッシュエリアに戻りそのまま駐屯地の出入り口に向かう。出口では名前の確認をされた。入った人が全員出ているのを確認する必要があるんだろう。
楽しいレースだった…。また来年も出場したいと思いながら駐屯地を後にした。
駐車場に着いて、今度は帰りの身支度だ。とは言え今回のレース、リュックにパッキングしているお陰で帰りの準備もスムーズ。身体を拭いて、ウェアから洋服に着替えて、バイクを車に乗せるくらい。ちゃんとパッキングしたら後も楽なんだなー。
少しストレッチをして、車に乗り込みいよいよ最終種目『帰宅』が始まる。「家に着くまでがトライアスロン」をモットーに無事に帰宅するのが社会人トライアスリートの務めだ。今回は今までで一番の長距離なので、安全運転第一だ。
せっかく千葉に来たのだから、帰りにちょっと美味しい回転寿司でも食べて帰ろうと思ったけど、日曜日の昼時はどこも混雑していたのでパスして、コンビニで買って腹ごしらえした。
塩むすびとフルーツジュースに猛烈に惹かれて買ったけど、塩むすびの塩気を全く感じなくて自分の体調に少しビビった。
途中までは高速道路を使って、途中からは下道で帰る事にした。途中の道の駅に寄って千葉限定の御当地調味料『ネギイチバン』を買って帰る。我ながら渋めのチョイスをしたと思うが、コレがなかなか美味しくて、当たりだったのは嬉しい。
時間は結構かかったが無事に家に到着し、真の木更津トライアスロン完走を果たした。
パッキングはここでも実力を発揮し、洗濯物・ゴミなど分類されていたお陰で全ての荷物が、素早く片付けられた。レース後の片付けってホント億劫なんだけど、今回は楽だったなー。
夜は久しぶりのビールを堪能。身体の隅々まで染み渡るような美味しさだった!
さて、これにて3年ぶりのトライアスロン、木更津トライアスロンは終了。レース前は久しぶりで
緊張もしてたけど、始まってみればとても楽しいレースだった。そして無事完走出来て、本当に良かった。3年離れたがついにトライアスロンに戻ってきたと言えるだろう。そにて、やっぱりトライアスロンは楽しい!生涯スポーツとして、今後も楽しんでいきたい。
今後については、今年はもう一本エントリーしている。9月に開催される九十九里トライアスロンのミドルに出場予定だ。
ミドルはここ数年、狙いながらもコロナ禍で断念していた大きな目標だ。この目標にいよいよ挑戦出来る。残り3ヶ月、しっかりとトレーニングをして完走を果たしたい。真夏にトレーニングをする事になるので、その辺りも対策を立てる必要があったりと、今までのオリンピックディスタンスの勢いだけではダメそうなので、計画を練るところから始まるだろう。
新しい挑戦を楽しんでいきたいと思う。
木更津トライアスロン 振り返り(ラン編)
快走バイクパートを終えてトランジションへ向かう。滑走路からアプローチを通り、トランジションに向かう道のりは、航空機の様な導線で少しテンションが上がった。
第二トランジションはタイムに含まれるので、いつもの忙しいトランジションだった。アドレナリンドバドバの自分は【ガンガンいこうぜ】状態なので履く予定だった靴下を放り投げて裸足でシューズを履いていた。
ランパートはフラスクに入れたジェルは持ち込み可能だったと思うけど、まだ余力を感じていたので10kmは行けると判断し、トランジションで一本分補給して置いて行く事にした。「さぁ、いよいよラスト10kmでレースが終わる!」と余計に頭に血が上るような気合いの入れ方をしてトランジションを飛び出した。
ランは滑走路とアプローチを使った一周2kmちょっとのコースを4周回。対面通行がほとんどなので仲間とエントリーしてる人はお互い声をかけ合ったりしていた。ボッチ参加からすると羨ましい行為だ。
ランの作戦は【みんながんばれ】。バランス良く熱く冷静にレースするイメージ。一体何がみんななのかはわからない。ドラクエの作戦に当てはめるとコレしかないから…
いつもランの最初はバイクで回した脚の動きそのままで入り、オーバーペースになりやすいので一度冷静になり想定していた4'40〜4'50/kmに合わせるため敢えてピッチを落とす。そしたらMACH4のクッション・反発をとても良く感じ、この感触を続けていくことを急遽ランのテーマにした。
スタート前から感じていたが今回のレース、ボランティアの方々が素晴らしく、とても丁寧に対応してくださっていた。ランのエイドでもそうで、水・スポドリを用意しつつ熱い応援までしてくれていた。ボッチ参加にはこれがすごく嬉しく、元気を貰えた。
ただ、今はレース中。【みんながんばれ】で冷静な自分を見失わない。かけ水は気持ちよさそうだったけど、靴擦れ起こしたり良いことないのでしない。代わりにカップの水をかける事にした。
エイドには一周で2回寄れるが、まだ熱中症になる気配はなかったので、一周に一回にしておいた。
ランコースも相変わらず、追い風と向かい風のみ。向かい風区間では人の背後について風を避けつつ、追い風ではマイペースで進む作戦を取った。
2周回目のエイドで電解質補給のためスポドリをもらい、後は全部水で押し切った。かけ水は相変わらずパスして、カップの水をかけるだけ。
さすがに疲れてフォームが小さくなっりするので、思い出したタイミングでMACH4のクッションを感じ、顔は口角を上げ笑顔を意識した。
ラスト2周の頃には久しぶりのトライアスロンを本当に楽しめていたので、終わるのが少し淋しくなった。
4周回を終えて、最後はフィニッシュエリアを目指す。
木更津トライアスロンが終わりを迎える。もの凄い充実感の中、フィニッシュエリアに入り、ゴールゲートをくぐる。
達成感からくる、あの感じは何回味わっても良いものだ。なんだろう、脳汁ドバドバ?疲れてるのに疲れが吹っ飛ぶ。
ゴール後アンクルバンドをセルフで外して、参加賞の景品を受け取る。フィニッシャータオルは何度ももらってるが、メダルは初めてだ。メダルってやっぱり嬉しいね。メダルを見ながらレースを思い出し、ニヤニヤしてしまった。
…ついに3年ぶりのトライアスロンを完走した!
前回から本当に長くて、辞めちゃいそうになった事もあったけど、続けてて良かった!
やっぱり自分にとってトライアスロンはずっと楽しみたい趣味だ。
レース振り返りはひとまず終わり。
でも、あとレース後の話と今後の事も考えたからそれも書いておこうと思う。
木更津トライアスロン 振り返り(バイク編)
【いのちをだいじに】をテーマに無事スイムアップし、トランジションを目指す。
今回のレース、第1トランジションは計測タイムに含まれないので、みんなゆっくり。
トランジションまでゆっくり歩いたり、ウェットスーツ脱ぎながら談笑してたりと、こんなにのんびりしたトランジションは初めてだった。
仮にタイムに含まれてても、こんなトランジションもアリかもなーなんて思いながら、自分はせっせとバイクの準備。
木更津トライアスロンの目玉は滑走路を爆走するバイクコースだけど可能な限りのコース対策としてヘルメットはエアロ意識でとっておきのOAKLEY ARO7、路面状況は良いと見越して、空気圧は7.2bar(23c)とした。
コース内はボトル以外持ち込み禁止だったので、トランジション内でジェルを1個分補給してコースイン。
滑走路は向かい風で離陸できるように方向を決めているというウンチクから予想はしてたけど、向かい風と追い風しかない。向かい風の時は30km/h出すのもしんどいけど、追い風の時は45km/hくらい平気で出る。ログを見るとインターバルトレーニングみたいな波形だった。
バイクパートの作戦は【バッチリがんばれ】だったけど、久しぶりのトライアスロン楽しい→アドレナリン ドバドバ&ド平坦のスピードコースのコンボでいつの間にか【ガンガンいこうぜ】になっていた。熱くなりやすいのよね、自分。
ラストの7周回目のメインストレートは調子に乗って最高速チャレンジをしてしまい、50km/hを超えてブッ飛ばしていた。
ガンガン飛ばしたバイクパート、タイムは1:11:50で平均33km/hくらい。全体で90位だったみたいで上出来。スイムの遅れは取り戻せたかな。
7周回でド平坦の単調なコースだから飽きるかと思いきや、広い滑走路を追い風でブッ飛ばす快感はなかなか楽しく、あっという間のバイクパートだった。
あと、自分のSUUNTOのGPSだと40km無かったから7周回終わった時に本当に合ってるかちょっと不安だった。
次はいよいよ最後のランだ。
木更津トライアスロン 振り返り(スイム編)
集合時間になったので、スイム会場に向かったらアンクルバンド受取の行列ができていた。なるほど、参加人数の多いレースはこの辺で渋滞するのか。自分はここまでオンタイムで動いていたけど、バンドを受け取ったのは試泳開始の時間をちょっと過ぎた頃だった。
続きを読む木更津トライアスロン 振り返り(スタートまで)
木更津トライアスロンを無事完走したので振り返っていこうと思う。
レース当日まで
レース会場の陸上自衛隊木更津駐屯地は実家から車で1時間位だから、実家に前泊する予定を立てた。
土曜日は仕事なので運よく休日だった金曜日のうちにレースの準備を全て終わらせたけど、久しぶりのレースなのでチェックリストを見ながら忘れ物がないようにするのに精一杯だった。
今回は駐車場とレース会場が離れているので荷物を全てリュックに詰めたけど、確かにこれは楽だな。当日リュック背負えばそれでOKなんだもの。手頃なリュックが無かったから奥さんの借りたけど、自分用に買おうかな…。
あと、実家のお泊まりセットも車に乗せておけば荷物はバッチリ。
荷物の準備が終わったら髪の毛を切って、気合十分。これで準備は全て完了!
土曜日は仕事を終えてそのまま実家に向かったが、途中で晩ごはんを食べたりとゆっくり向かったので、実家に着いたのが22時近くになってしまった。
実家では積もる話もそこそこに、お風呂に入って23時ごろに就寝。
前日に荷物の心配をしなくていいのは精神衛生上とても良いな。
6/19(日) レース当日
3:30起床。
朝の準備をして4:00に出発した。
母親がinゼリーとカロリーメイトを用意していてくれたのでありがたく頂く。
行きの車中で、貰ったinゼリーの飲んでいる最中に今日はキッチリ完走出来るような良い予感がした。
ただそれだけでは足りないのでコンビニでおにぎりを2つとホットコーヒーを購入。
道は渋滞なく順調そのもの。
館山道に入ってからの小雨と濃霧で天候が気になったが、木更津に着く頃には晴れになり杞憂に終わって何より。天気もグッドコンディションになりそうだった。
駐車場近くのコンビニでトイレを借りて軽量化を済ませて、5:00過ぎに駐車場へ。
まだ全然人がいなくて、自分は10番目くらいだったかな。
少し散歩をしたり、ポッドキャストを聞いたりしてリラックスした時間をまずは過ごした。早めに着いてまずリラックスタイムを設けるのが自分の好きなスタイル。
5:30ごろ準備を始める。といってもバイクをセットしてゼッケンを貼るくらい。ボディナンバーがシールでアスリート感マシマシ。油性マジックじゃないの初めてだ…
準備中、お隣の車の人と挨拶をして言葉を交わす。お隣さん、今年3レース目だってさ。自分は3年ぶり。同じ「3」でも全然違う…。
6:00過ぎに駐車場を後にしてレース会場へ移動。5分くらいで着いたかな。
駐屯地の入り口で受付。駐屯地内に入るって事で本人確認までしっかりやっていた。
駐屯地を進むとメイン会場が見えてきた。ついにトライアスロンに帰ってきたような気持ちになり少し昂る。
トランジションオープンまで時間があったので海が見える場所に陣取り少し落ち着いてボケーっと過ごす。更衣室でウェアに着替えようかと思ったけど、テントの屋根だけで丸見えだったのでトイレで着替えることになったのは誤算だった。
7:00時にトランジションがオープンしたけど慌てずに7:30ごろトランジションに行ってセッティング。カンペ持って行ったおかげで、無駄のないスマートでアスリート感満載の速い人がするようなセッティングができた。
あとはストレッチをしたり最後の軽量化に勤しんだりして、集合時間を待つのみ。ここでも隣にいた人と2、3言葉を交わす。ぼっちだとこれが楽しい。
8:20の集合時間になったのでウェア姿になり、荷物を預けた。係の人が「頑張ってきて!」と送り出してくれたのが嬉しい。
ウェットスーツ・ゴーグル・キャップを持って、スイム会場へ向かう。
いよいよ、木更津トライアスロンが始まる!!